
地元新聞に原稿が採用されると、一篇につき、1,000円分の図書券を送って
くれます。自分の書いたものでもらった図書券ですから、これまでは、人に
あげてきました。自分の書いた原稿料で、大切な人たちに何かをプレゼント
するのが夢なんですが、才能がなくて、図書券しかあげられません。

引きだしをみたら、3,000円分ありましたので、たまには自分の好きな本でも
買おうかと、写真集を買いに紀伊国屋まで行ってきました。
写真集ってたくさん出てますね。しばらく色々見てました。何冊か見た後、
三好和義さんの『ぼくのふるさと』を手に取りました。このCafeに時たまコ
メントを寄せてくださるかたの中に、三好和義さんの撮られる写真がお好
きなかたがおられます。そのかたに「鉄線さんの写真にはなんだか似た
雰囲気を感じます。」と言っていただき、とてもうれしかったのを覚えてい
ます。ほのぼの・癒し系の『ぼくのふるさと』を見ていたら、家でゆっくり見
たいなぁ、って思い、買ってしまいました。3,000円分の図書券では足りま
せんでしたけどね〜。
写真集を見ていると、(これ、どないして撮ったん?!)って思う写真が次
から次へと出てきます。同じ場所へ行って、自分も試してみたくなるんで
すよね〜。絵でいうところの模写かな。今回、それもあって、この写真集を
買いました。また、どっかに撮りに行ったろう〜としてます。あははは。
いろんな人の写真や写真集を見ながら、(やはり、私は、荒井賢治さんが
撮られた写真が好きだな‥‥)なんて比較しながら見ていますね。よく似
た構図でも、撮り手によって写真から伝わってくる空気感は十人十色。写
真というのは、ほんまに不可思議!と感じている今日この頃です。
今日買った三好さんの写真集の中に、安徳天皇が御刀をお立て掛けにな
ったと言われている木の写真がありましたので、荒井さんの写真集を本棚
から引っぱり出してきて、並べてみました。寝る時間になって、こんなことを
やり出すから、寝るタイミングを逸し、寝られなくなるんですね、私は!


一度見たら忘れない松の木ですね。何かが宿っていると感じさせてくれます。
「刀掛ノ松」と呼ばれているそうですが、荒井さんの撮られた刀掛ノ松を見た
時にそう感じたのを覚えています。敢えて、どちらの写真が荒井さん、三好さ
んと書きませんが、構図、アングル、写真から伝わってくる空気感‥‥私は
上段の写真のほうが好きですね。写真の中に「寂」を感じます。侘び寂の「寂」
ですね。

シブイなぁ、とっても!
鉄線